綺麗にするとは?

自動車を ☆ きれい ☆ にする

自動車をきれいにする

自動車のボディーには、当たり前のように塗料による塗装がされています。

この 『塗装の表面をきれいにする』 ということが今まで、いろんな人の頭を悩ませて

また、一部の マニアの人の喜びを満足させてきました。

『塗装の表面をきれいにする』 というのは、大変大雑把に言うと

  『汚れ』 を落とす

  『輝き』 を増やすという

二つの行為である と思われます。

『汚れ』 を落とす

自動車の塗装は、通常何層かで構成されていて、その表面は小さな凸凹がたくさんあります。

この表面に付着した汚れは、簡単には落とせません。

中性洗剤などで界面活性剤の効果で落とせる汚れはいいのですが、凹凸の状況や汚れの種類で、中性洗剤では落とせない汚れがほ

とんどです。

そこで登場するのが 『コンパウンド』 です。

『コンパウンド』とは 家庭でみてみると 『クレンザー』 のようなものでいわゆる 『磨き粉』 です。

『コンパウンド』 は、塗装の表面を 『磨く』(研磨) ことによって汚れを落とすわけです。

もう少しあらい表現をすると,汚れと共に塗装の表面を削り落とすわけです。

プロの塗装の仕上げにも 『コンパウンド』 を使います。

当然 『汚れを落とす』 という 目標は 達成することになります。

しかし、塗装の厚みは無限ではないので 『コンパウンド』 の使用にも限界があります。

たくさんある WAXの 種類の中には

 『コンパウンド』 の入ったものと

 『コンパウンド』 入っていないもの があります。

『コンパウンド』 を含んだWAXは、『汚れを落とし』 ながら『輝きを増やし』ているわけです。

ホワイト車専用といったWAXには、この『コンパウンド』が、かなり多く含有させてあります。

白色の塗色は汚れが目立ちやすい(汚れそのものは白色以外)だけで、他の色と比べて特別な材料を使っているわけではありませ

ん。

つまり、汚れのつきやすさ・落としやすさは、原理的には塗色に左右されるものではありません。

ただ、一部のメタリックなどの塗色の場合、クリアと呼ばれる塗装の表面に施された塗装の保護のための塗装がやわらかく、薄い

ために『コンパウンド』を好みません。

『輝き』 を増やす

『汚れ』を落としたあと、『輝き』を増やすためにはどうしたらいいのでしょうか?

輝きとは、光の反射によって形成されるもので、反射が極めて少ないのはつや消しとよばれるものでしょう。

塗装の表面の光の反射を高めれば、『輝き』を増やすことができるわけです。

では、塗装の表面の光の反射を高めるにはどうすればいいのでしょうか?

これは、塗装の表面の平滑性を高めることで得ることができます。

通常のガラスと、すりガラス を想像していただければよくわかると思います。

WAXやコーティングと呼ばれているものは、塗装の表面になんらかの皮膜を形成して、平滑性を高めています。

この皮膜が 『輝き』 を増やしているわけです。

ちなみに、新車はWAXや、コーティングなどで形成される皮

膜がなくとも『輝き』を感じるのは

塗装そのものの表面の平滑性が高いために、『輝い』ています。
ちなみに、新車はWAXや、コーティングなどで形成される皮 膜がなくとも『輝き』を感じるのは 塗装そのものの表面の平滑性が高いために、『輝い』ています。

『皮膜』の形成

新車の、塗装の表面の平滑性がいつまでも持続すれば悩まなくても済むのですが そうも いきません。。。

そこで私たちは、WAXやコーティングで、『皮膜』の形成を行うわけです。

この形成される皮膜の種類によって、『輝き』と『耐久性』に差が出てきます。

皮膜の種類は多種多様ですが、大きく分けると

  < 油脂系 > のものと

  < フッ素系 > のもの

  < ケイ素系 > のものに 分かれるようです。

よく使われる言葉に、『ポリマー』という言葉がありますが、『ポリマー』という言葉は材質を表す言葉ではなく、材質の構造 

を表す言葉ですので皮膜の種類を表現するのには適していません。

WAXは、油脂系のものと理解してよいでしょう。

それぞれに特徴があり、『長所』と『短所』を持ち合わせています。

『長所』と『短所』は多面的ですので、いろいろな角度から商品を比較して検討すれば、自分のライフスタイルにあった商品選択

ができるでしょう。

当店にお越しください。 いろんなご相談に応じさせていただきます。

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